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JR西日本

2008年10月 3日

ついに『富士・はやぶさ』廃止!

10/05 11;36頃:追加の写真を掲載いたしました。 【富士・はやぶさ号写真


東京発九州行きの寝台特急『富士・はやぶさ』号が、ついに来年3月のダイヤ改正で廃止されることがわかった。九州ブルトレといえば、東京発は上記のほかに『あさかぜ』・『さくら』・『みずほ』、関西発は『あかつき』・『彗星』・『なは』がありましたが、全て廃止されています。そのような中、伝統を守り抜いて走り続けてきたものの、新幹線が東京から鹿児島まで延伸される影響と、飛行機・高速バス、ビジネスホテルとの競争、車両の老朽化やサービスの質が料金に見合わず高いことが敬遠されたようです。
これにより、九州島内から寝台特急は姿を消し、東京発着は消滅、上野発着の『あけぼの』・『北陸』・『北斗星』・『カシオペア』、大阪発着の『日本海』・『トワイライトエクスプレス』だけになりました。

九州行きの名門ブルトレが廃止になるのは、時代の流れとはいえ非常に寂しいですね。
一度『はやぶさ』に東京→熊本までB寝台乗りましたが、廃止までにA寝台『シングルデラックス』を体験してみたいものです。

毎日.jp

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『はやぶさ』号  博多駅にて

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『富士』号  小倉駅?にて


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10/05 11;36頃:追加の写真を掲載いたしました。 【富士・はやぶさ号写真

ちょうど8月末は何度か大阪近辺で撮影できましたね。

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コメント[2]

 こんばんは。ついに来るべき時が来た…というのが正直な印象ですね。

 私の世代では、幼い頃はまだ新幹線が正に、"夢の超特急"であり、一般的な長距離移動手段として東京(名古屋・大阪)⇔九州間寝台特急は選ぶのが、"当たり前"な存在でした。
 やがて新幹線は博多まで延伸されましたが、それでも博多以遠各地への直通サービスという大義を背負い、まだ相当数の列車が往来を続けました。いつしかその優美なスタイルに年少ファンが飛びつき、『ブルートレイン・ブーム』なる社会現象まで生んだのも懐かしい話題でした。
 JRとなってからは集客~輸送の資源を新幹線に集中させる傾向が強くなり、栄華を極めた九州方面寝台特急も多少のリニューアルがあったのみで基本的には30年来続けて使用されてきた24系(25形)や14系(15形)という変わり映えない姿に終始し、ついに抜本的な体質改善策も講じられない、"安楽死状態"で今回の全廃に至るわけです。

 今、書店の、『旅』関連の書棚を見れば、”大人の旅”というジャンルで様々な情報誌が発行されています。その中には寝台特急をテーマにした旅を提案・実践している記事もかなり多く見受けられます。新幹線や航空機のような時間的制約に拘束されにくい長距離寝台特急の旅はそのプラン自体が、”大人~”だと認められているのでしょう。でも現実は…。

 私も一人旅をしていた頃から家族を持つようになった今でも、長距離旅行を企画できた際にはルートの一つに積極的に夜行寝台列車を選択してきました。それを知ってか知らずか、長女は夜行列車に少なからず興味を抱いてる様子で、「次は”星のマークの電車”に乗せてね♪」と話してくることもあります。残念ながら九州方面はその願いも叶うことはなさそうですが、これからも残るであろう日本海~北海道ルートの列車には、次世代の子供たちに旅のスタイルを教える手段としてもJRに一層の努力を切に願いたいです。

 -長文にて失礼いたしました-

「はやぶさ」の名前がこのまま消えてしまうのは惜しいですね。
九州新幹線の直通車両にこの名前を持ってくることは出来ないのかな?とか思ってしまいます。
特に今日は八代出張の帰りに新八代駅で「つばめ」&「リレーつばめ」を見ていますので。

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