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JR西日本

2007年11月18日

衝撃!またブルトレ廃止

数年前から列車廃止が相次いでいる『ブルートレイン』ですが、なんと今度の3月ダイヤ改正でまた廃止列車があるようです。
それは、

・京都~長崎を結ぶ『あかつき』
・京都~熊本を結ぶ『なは』
・大阪~東京間を結ぶ『銀河』

です。以上3列車が廃止されると、大阪駅・京都駅を発着する客車夜行列車は、『日本海』・『トワイライトエクスプレス』のみになります。

また、

・大阪~青森『日本海』号
・上野~札幌『北斗星』号

は2往復から1往復へ削減になります。

さらに、

・東京~熊本間『はやぶさ』
・東京~大分間『富士』

も再来年廃止になるそうで、こうなると東京駅を発車するブルートレインが全廃になります。本当に信じられません・・・・・

夜行列車が廃止続きなのは、新幹線の充実や客車の老朽化が原因でしょうか。トイレ等の設備や、個人のプライバシーが重視される時代に開放B寝台は時代に合わない(グループで利用するにはOKでしょうが)と感じていました。そのくせ寝台特急料金は高く、アンバランスなのが現状です。しかし、何らかのテコ入れを期待していましたが、そのまま何もせずに廃止なのは非常に残念です。


asahi.com記事


寝台急行『銀河』号。
今日は11月18日なのでEF65-1118(ゲッパ)の写真を。

1118_ginga.jpg

寝台特急『なは・あかつき』号。
塚本駅で撮影ですが、内側線を走る321系に被られそうでした・・。

naha_akatsuki.jpg

寝台特急『日本海』4号。
青で統一された長編成はかっこいいですね。

nihonkai.jpg

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こういう意味で嫌な予感が的中するとはねぇ・・・。さすがにもう少し先だろうとは思っていたが・・・。 ついでに「4号車の5号車寄り」掲示板の新幹線車両スレッ... 続きを読む

コメント[11]

こんばんは。

3月の改正で廃止ですか・・。
一回の改正で寝台特急が2本廃止、
2往復が削減とは・・。
だんだんと国鉄からの特急列車が廃止されて行きますね・・。
寂しい限りです。

機関車の問題。客車の老朽化。速度の問題。売り上げ分配の問題。乗務員の問題。等々、JR複数会社にまたがって走行する列車は、会社間の調整も複雑となり、売り上げも少なく切り捨てられていく運命なのかもしれない。
何人かが、鉄道雑誌に投稿しておられる提案に、JR貨物による運行を、と言うのがある。全国運営のJR貨物なら確かに夜行列車の運行に向いているに違いない。貨物電車も開発したJR貨物。フリーゲージトレインの技術を生かし、新在直通の貨物列車や夜行列車を走らせて欲しいと夢は広がる。モトトレインやカートレインも復活させることができるかもしれない。もし、法律が邪魔するなら、変えればいい。見直しは何にもつきものである。
夜行列車に一石を投じた、北斗星やトワイライト、サンライズ瀬戸や出雲を、さらにJR各社、利用者、鉄道ファンによって発展・拡大させていきたいと思う。

>plus21000@Namba 様
コメントありがとうございます。

寝台特急は、1~2年に1本ずつ廃止されていたのが、
今回一気に削減されるので、大変驚いております。

国鉄時代からの伝統ある、長距離を走る列車がどんどん減っていって寂しいですね。

>てつひろ 様

初めまして。熱いコメントありがとうございます。
老朽化や費用・収入の分配などややこしい面もあったのでしょうね。
田町に客車を置いておかなくてはいけない東日本は、東京~熱海間しか収入が入りませんので旨みが少ないし、JR東海は露骨な新幹線誘導ですし・・・

こういった列車の廃止は、国鉄分割民営化の弊害かもしれません。


これ以上長距離列車が廃止にならないように、なるべく列車を利用するように心がけたいですね。

さらに、来年春の改正では急行「つやま」も快速に格下げするかたちで廃止となりそうです。在来線の昼間の特急も、一部で整理がありそうです。雷鳥の廃止はいつに・・・

座席夜行で一睡もできなかった過去がありますので、正直、「銀河」の廃止は残念でなりません。代替手段があるところで、全て座席なので、廃止後の関西遠征初日の行動パターンに頭を悩ませているところです。

急行もいよいよ「はまなす」「能登」「きたぐに」を残すのみ。これらもいつまで残れるかわかりません。今後も走り続けることに期待。

「つやま」が廃止になりそうだと言いましたが、「あしずり」も接続列車との統合で廃止されそうです。

現在、「あしずり」は高知発中村行きの1号のみ運行されていますが、この列車は始発の高知で、岡山発高知行きの特急「南風7号」から接続しています。接続時間も3分と短いので、統合の可能性高しと判断しました。土讃線の特急は「南風」「しまんと」とこの「あしずり」があり、何れも2000系気動車です。

なお、「南風7号」はアンパンマン列車で運転されますが、担当は普段はピンク編成です。この編成のみ、JR四国ではなく土佐くろしお鉄道が保有しています。ただ、「あしずり」を統合してアンパンマン列車化すると折り返しの「南風22号」に充当できなくなるので、この編成は別の列車に運用を差し替える必要があります。

こんばんは。

来春のダイヤ改正でブルートレインが一挙に廃止・縮小されると言うニュースを聞いて大変驚きましたが、「まぁ~、そんなもんかなぁ~。」と言う感じもします。

私自身は、ブルートレインへの思い入れはそんなに大きくないですし、ムーンライト「ながら」や「九州」を含めて、夜行列車で旅をする機会も数えるほどの人間です。

でも、過去に「サンライズ」で東京へ行ったりしたことは何度か(数回)有り、「のびのび座席」では、寝台料金不要で横になれますし、B寝台でも個室になっていますので、大変快適に眠ることが出来て、目覚めれば東京と言う感じです。

急行「銀河」だけでも特急に格上げし「サンライズ」化するとか、逆に割り切って、それぞれ廃止・縮小される寝台特急・急行を485系などで夜行座席特急として衣替えさせるとか、さまざまな手があったはずなのに、何もしないまま廃止されてしまうのはもったいないですね~。

それで、ブルートレインの乗客減少を引き起こした要因を考えて見ますと、今までさまざま議論されて来たようなことは、どれも、その通り、だと思います。

その議論の流れであまり言われてないことで、私個人的に考えている「廃止に至る一因」がありまして、それは、

仕事での出張で、寝台特急に乗った場合、会社の規定で出張手当や宿泊手当、宿泊費・出張旅費などを出してもらえない、と言うことも一理あろうかと思います。

私の会社でも、寝台車で出張すると言うことを想定すらしていないのか、例えば、東京に出張しようとして、前日、大阪を急行「銀河」で東京に向かい、朝から東京で会議に出席し、その日の夜、また急行「銀河」で大阪に戻ってきて、翌朝到着。

と言う行程を使い、会社に費用請求すると、往復の「急行券+乗車券」分の金額は支給されるかもしれませんが、「ホテル代」は言うまでもなく「寝台券」分の金額と、旅費とは別途支給されるはずの「宿泊出張手当」は支給されないことになると思いますので、東京に日帰り出張したのと同じ計算になり、わざわざ、自腹(寝台料金)を使ってまで、余計疲れる夜行列車での出張を選択するのは不可能で、こういうことからも、「寝台列車」と言うのは、もはや、忘れられた存在になっているのかもしれません。

(ちなみに、前日、新幹線で東京入り、ホテルに宿泊し、翌朝東京で会議に出席、再度宿泊し、その翌朝、大阪に帰宅。
と言う行程をたどると、往復の新幹線代+2泊分のホテル代と、出発した日・会議に出席した当日・帰宅日の「3日分」合計ウン千円の『宿泊出張手当』が支給されます。)

>氷河皇帝エンペルト 様

コメントありがとうございます。

ダイヤ改正の発表を見るたびにドキドキしますね。
最近は縮小傾向のものが多いので、寂しいです。

>EF68 様

コメントありがとうございます。

座席夜行は減光なしなので確かに辛いですね。
銀河号の廃止は残念でなりません・・・・

残った列車に声援を送りましょう。

>JR東西線ファン 様

コメントありがとうございます。

安易に廃止するのではなくて、やはりてこ入れしてほしかったですね。
サンライズの増備や新型客車の開発など、いろいろアイディアは出ると思うのですが・・。

ビジネス利用で寝台料金が経費として出ない、という点は気がつきませんでした。
手当て見直しの際に削られていってるかもしれませんね。

>Tanabeさま
コメントありがとうございます。

「寝台列車での出張旅費」について、改めて、うちの会社の経理担当者に尋ねてみました。

「寝台列車で出張できるのか?」
「もし可能だったら、その費用精算は?」

と言うような感じの質問をしてみました。

結論から言いますと、「どうにか、かろうじて、出来る。」と言うことでした。
あまり、細かいことを申し上げるのもナニですが、書類の経費使用目的に「車・船中泊」の項目を選べば良いとのことで、一応、「乗車券+特急券+寝台券」分の料金は支給されるようです。

でも、この「車・船中泊」の意味合いは、

*社用車(営業車)で、徹夜で夜どおし高速道路などを走って、翌朝、目的地到着。
*前日、車で出発しその夜に目的へ到着し、目的地近くの駐車場に車を止めて、そのまま車の中で仮眠。
*数日間、車の中だけで寝泊りしながら、車だけで長距離の各目的地間を移動する。
*車に乗って、または、人だけで、夜行のフェリーに乗って移動し、翌朝目的に到着。

と言う目的の項目であって、鉄道の夜行列車や寝台列車を意図したものではないようです。

(1~2年くらい前に同じ質問をしたときには、寝台列車はダメだと言われたような記憶が有る)

ただでさえ、私の会社の業務上、深夜、長距離を移動すると言うようなことは、ほぼ無いに等しく、あくまで「緊急避難」的な項目のようで、ましてや、深夜、「鉄道で移動する」なんて想定されてないようですが、寝台列車に乗ると言うことは、「車・船中泊」を拡大解釈して、出張旅費として認めてくれるようになったという雰囲気です。

それと、「車・船中泊」で出張した場合の旅費とは別途支給される「出張手当」は、こちらも一応支給されるようですが、きちんとホテルに宿泊した「宿泊出張手当」より、ワンランク安い金額の「出張手当」になるようですので、「夜行列車で余計疲れるわ、手当ても安いわ」では、だれも好きこのんで、「サンライズ」のような、「最終の新幹線(飛行機)より遅く出発して、翌朝、始発の新幹線(飛行機)より早く到着する」と言うコンセプトで気軽に乗れて、快適な車両で無い限り、寝台列車で移動するなんて思いつかない時代になっているのかもしれません。

みなさん、2008年あけまして おめでとう ございます
夜行列車の利用促進において、JRの運賃・料金の制度の変更をしないといけないと思います。国鉄時代から引き継いだ運賃の制度は、全国一律の基本を基に、現在、大都市・幹線・地方交通線、JR3社と北海道・四国・九州と細分化され、とても複雑になってしまいました。運賃を決めるキロ計算表をを幹線一本に統一し、線区の採算・競争相手・建設コストに合わせて運賃計算キロを実際より長くしたり短くしたりしてはどうでしょうか。運賃計算の簡素化と、打ち切って買ったほうが安くなるという矛盾もなくなります。料金計算は、今のキロ制を止めて、競合交通機関の料金と競争できるように、◇◇列車は運賃と料金セットで○○駅から□□駅間△△円と変えたらどうでしょう。駅間のセット価格なら、わかりやすく、競合交通機関との競争力もつくと思います。特に特急料金+寝台料金+乗車券となる夜行列車にとって、セット料金の意味は大きいと思います。トワイライトやカシオペアなどの観光夜行列車を除く夜行列車は、ビジネスマンが利用できる運賃+料金にする必要があると思います。サンライズ瀬戸・出雲のようにビジネスに使いやすいダイヤにして、車両を新製して新しい機能を満載しても、運賃+料金がネックになっていると思いますが。みなさん、どう思いますか。
JR各社も、国鉄改革のやり残している運賃・料金の制度改革、本腰入れてやってみては、と思います。

>JR東西線ファン様

コメント有難うございます。
やはり時代は車での移動なんですね。

>てつひろ様

コメント有難うございます。
確かにJRの現在の運賃制度は複雑ですね。また、寝台料金は現在の設備では『ぼったくり』です。半額いや、それ以下でないと乗らないでしょう。そうすると赤字になるので廃止したほうがいいらしいのです。
とはいえ、寝ながら移動できるのはとても便利なので、何らかのてこ入れをしてほしいものです。

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