阪堺電気軌道阪堺線恵美須町駅が、2020年2月1日(土)より新駅舎に移設されました。これは、一昨年の台風21号により被災した駅施設の復旧に合わせて、バリアフリー化による利便性向上を目的としています。これにより、1911年(明治44年)に開業した旧駅構内は閉鎖され、後日駅舎を残して解体されました。
解体後はコインパーキングになっていましたが、最近になって閉鎖されました。敷地は2分割されて、別々の開発が始まる模様です。
北側(交差点側)
コインパーキングの敷地だった部分の周囲が掘られています。真ん中はそのまま残っていることから、高いビルとかではなさそうですし、一体何が建つのでしょうか。。フェンスに貼られていた掲示によると、注文者が『ノアインドアステージ株式会社』となっていました。▼大逆光ですが、工事の始まった敷地を撮影。掘った土砂が真ん中に盛られています。また、見えづらいですが写真中央下、掘った壁から赤いレンガが姿を見せています。阪堺恵美須町駅が建設された時代のものでしょうね。
南側(新駅舎側)
工事の始まった北側に対して、新駅舎のある南側は手付かずのように見えますが、実はここにマンションが建つようです。
▼現駅舎への通路から北側を眺めます。阪堺恵美須町駅から先、もし日本橋電気街のほうに延伸計画があるようですが、ここにマンションが建つのでこれで不可能になりました。
▼来年2月から13階建てのマンション建設工事が始まります。建築主は南海電気鉄道となっております。
以上、阪堺恵美須町駅跡地のレポートでした。インバウンドが好調であれば、ここに商業施設かホテルが建っていたと思われるだけに、少々残念な開発でした。
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