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【大阪市交】御堂筋線で3/1(日)よりダイヤ改正

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大阪市交通局御堂筋線では、3月1日(日)よりダイヤ改正を行います。
天王寺駅・心斎橋駅でのホームドア導入に伴う運転間隔の調整や、深夜時間帯の列車の増発が主な内容です。
1.運転間隔・駅停車時間の変更 [平日]
朝ラッシュ時に、天王寺~中津間の最短運転間隔を、2分おき~2分15秒おきに変更します。
その他の区間は4分~4分30秒に変更します。
  また、ホームドアを設置する心斎橋駅・天王寺駅のほか、乗降の多い駅の停車時間を10~20秒伸ばします。
2.深夜時間帯における列車の増発[平日・土休日]
→なかもず22時51分発の江坂行を、千里中央行に延伸します。
→なかもず23時49分発の新大阪行を、23時47分発に変更します。
  また、なかもず0時02分発の天王寺行を増発します。
→江坂23時40分発のなかもず行を、千里中央からの相互直通運転に変更します。
 千里中央の発車時間は23時30分発。
 
3.運転区間の変更[平日・土休日]
→あびこ始発の千里中央方面の列車のうち、平日7列車・土休日3列車を新金岡始発に変更します。
4.その他[平日・土休日]
→四つ橋線で23時台に運行している住之江公園発西梅田行(2本)の発車時刻が、微調整されます。
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御堂筋線の最混雑区間(天王寺~中津)の運転間隔が広がるのは、今までになかったことだと思います。今から20年前ぐらいですか、9両で運転していた時は、天王寺駅などの主要駅では入場制限が行われていました。つまり、乗客が多すぎるので改札前でロープで仕切って乗客を調整していたのです。
10両編成が2分おきにやってくる今では、そんなことをしなくても大丈夫(JRが環状線乗り入れ列車を増やしたり、都心からオフィスが撤退したりしたのもある)なんでしょうね。なお、天王寺駅西側の階段では、ロープ仕切りをいまだにやっている模様です。
現在の朝ラッシュ時の状況だと、ホームから電車が出ていくと、すぐに次の電車がやってくるのがホームからでもわかるぐらい接近しています。行き先案内表示の下にある接近表示(2つ前の駅→前駅の間、前駅、前駅→当駅の間)が全て点滅している状況です。今度のダイヤ改正で運転間隔が15秒伸びて主要駅の停車時間が増加するようですが、大国町での四つ橋線との接続待ちや主要駅手前での信号待ちorノロノロ運転の影響で、相変わらず詰め詰めで運転されるのは変わらないかなと思います。
むしろ、ダイヤ改正してほしかったのは、夕ラッシュ時の中津行きが終わった後。運転間隔が伸びるので、18時台より混雑しています。この時間も2.5~3分間隔で運転してほしいところです。
ところで、あびこ始発が新金岡始発に変更されるそうです。
平日は7列車、土休日は4列車が対象となりました。あびこ始発電車は、噂では、『大阪市営』地下鉄なんだから、大阪市民が着席できるようにしてほしいという声があったので、設定されているそうです。他には、谷町線の長原始発もあります(これは八尾南の配線の関係もあるかも)。始発電車の本数を駅探で調べると、平日で始発1本、朝ラッシュ時9本、夕ラッシュ時5本、土休日で始発1本、朝ラッシュ時4本設定されています。大阪市交通局の発表では、変更される列車の時刻までは出ていませんが、土休日は始発電車を除いて消滅、平日もずいぶん本数が減らされそうですね。
確かに大阪市民の税金を使って運営されていますから、そういう声が出るのも仕方ありませんね。しかし、大阪市営地下鉄は市外からの利用者のほうが多いそうなので、そちらを重視することになったのかもしれませんね。このあたりは非常に難しい問題だと思います。
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