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近畿日本鉄道 16000系 写真館

16000系デッキレスタイプの重連!

16000系について

16000系は、1961年(昭和52年)から製造された、狭軌線初の特急用車両である。

それまでは、不定期特急『かもしか』号が走っていたが、定期特急に格上げするためにこの形式が製造され、10年かけて9編成が揃った。

 

本線で走っていた11400系旧エースカーに準じて設計されたが、荷物棚を広く取るためか、屋根が平面になり独特の形状をしている。そのため、16400系以降の形式と連結すると、車体の小ささが目立つ。


先頭車貫通扉には『特急』のホームベース型電照掲示のみで、列車の行き先を車掌台より看板で掲示している。側面方向幕は設置されていない。 デッキレス(ノーデッキ)タイプに乗車すると、往年の近鉄特急の雰囲気を味わえそうだ。

パンタグラフはひし形のものが使われている。


1997年ごろからリニュアール工事が始まり、16007F~16009Fについては
デッキ設置、一部扉の廃止などが行われている。

16001F・16002F・16003Fについては、大井川鉄道へ譲渡。 16004Fは高安で解体された。

 

基本データ

 

走行路線:南大阪線・吉野線

編成:2両編成×4本=8両、4両編成×1本

他の車両:16010系16400系16600系

 

16000系 編成バリエーション

*写真をクリックすると、大きな画像でご覧になれます。
デッキレス(ノーデッキ)タイプ
16005F(Y05)・16006F(Y06)
客用扉が1両に2か所存在し、
デッキがないので、扉からすぐに車内へ入れる。、

モ16000型+ク16100型(吉野方)
16005    16105
16006    16106
B更新タイプ
16007F(Y07)

大阪阿部野橋より車両の客用扉が1か所に減らし、座席数を増やしている。


モ16000型+ク16100型(吉野方)
16007    16107

B更新タイプ
16009F(Y09)
設備や性能は、上記のY07編成と同等である。ただし、この編成は正面特急マーク下部にある、塗り分けラインが他車よりもやや下になっている。

モ16000型+ク16100型(吉野方)
16009    16109
4両編成タイプ
16008F(Y08)
4両編成タイプは、16000系の中で1編成しかない。よって、16000系の中間車も、この編成しか存在しないことになる。昼間は天美車庫で寝ていることが多い。

モ16000型+サ16150型+モ16050型+ク16100型(吉野方)
16008    16151    16051    16108
検査時は、先頭車と中間車の2両ずつを検査するため、残りの2両と、他の編成2両を組み合わせて、先頭車の顔と中間車が向かい合っているという光景が見られる。(例:10400系旧エースカー) 。

モ16000型+サ16150型+モ16050型+ク16100型(吉野方)
16008    16151    16051    16108

16000系車内写真

16000系写真集

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