12200系は、1967年（昭和42年）に製造された。

2年前に製造された12000系の改良形式であり増備車でもある。愛称は『スナックカー』。

 

製造当初は、運転室後方に『スナックコーナー』がもうけられ、軽食を調理して座席まで運ぶというサービスを行っていた。

ただし、第２１編成以降は『スナックコーナー』なしで製造されている。

1971年（昭和46年）からは中間車も製造され、４両編成・6両編成も組まれるようになった。

 

1974年には『スナックコーナー』が中止され、一部の編成は座席が置かれたり、客用扉が移設されて車販基地に変化している。

 

12200系は166両が製造されたが、現在は後継車（22000系・22600系）の製造や、老朽化のため廃車が進行している。

編成は2両・4両編成の2種類。数年前まで6両編成があったが、編成短縮されて現存しない。