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阪和線が高架にあがります。

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明日5月21日に、阪和線下り(美章園~杉本町間)が高架に上がり、天王寺から杉本町まで完全に立体化されます。思えば地上線時代は踏み切りの無謀横断で亡くなる方が多かったですね。踏切がなかなか開かなくて、『開かずの踏み切り』と呼ばれていましたが、今回の完全高架化で解消され、交通がスムーズになるほか安全性が大幅に向上します。ついに長年の悲願がかなったのです。
完全に高架になった後、現在の線路跡地は道路と緑地になるとのことです。
(大阪市発表)
やたらと細長い公園になるようです。道路はいりませんが緑が増えるのは歓迎ですね。


自宅近くで地上線を走る阪和線は、鉄道写真撮影の世界に引き込んでくれた路線でもあります。
鶴ヶ丘駅北側の長池は絶好の撮影ポイントでしたが、高架化工事により撮れなくなってしまいました。
そして、南田辺駅南側で撮影した写真は一体何枚あるでしょうか。
阪和線を走る列車はもちろん、『サロンカーなにわ』も撮影した覚えが。
今回の高架化により、家の近所の路線は全て高架か地下になってしまい、最も近いところは百済貨物駅か大和路線平野駅まで行かないと地平の電車は見れなくなってしまいました。

コメント

  1. 下立売 より:

    実家が鶴ヶ丘の東住吉側校区なもんで、いよいよかと感慨深いモノがあります。私の記憶する限りでも30年以上前から高架話は挙がっていたものの、反対運動やら計画変更やらで今に至ったわけですから。
    通勤通学では開かずの踏切に相当イライラさせらましたが、長池畔の、春の桜と西日を浴びる黄昏時は美しい光景でした。
    30年代モダンな鶴ヶ丘駅舎も含め、またひとつ阪和電鉄の遺構が消えますな。
    鶴ヶ丘地上駅のステンドグラスの一部は、新駅に引き継がれるようです。

  2. Tanabe より:

    30年も前から話があったのですか。一体当時はどんな計画だったのでしょう。そういえばこの阪和線は、高速道路と一体となった計画でしたね。安全性の点で見直しになりましたが、よく考えれば、阪和線のみでよかったと思います。
    阪和電鉄を偲ぶことができるのは、美章園駅や前後の高架橋ぐらいでしょうか。新線切り替え部分~地上線に降りてくるところの高架も取り壊しになると思いますので、早めの記録をお勧めいたします。特にΩカーブ。

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