【京阪】9月25日(土)に京阪線・大津線でダイヤ改正を実施

快速急行の運用に就く3000系 京阪電鉄
京阪電車では、9月25日(土)に京阪線・大津線でダイヤ改正を実施します。
最近の利用状況にあわせた本数とすることや、深夜の保守作業時間の確保が主な目的です。
7月8日発表・・【京阪発表
8月20日付で、詳細発表がありました。・・【京阪発表
京阪8000系特急
  • 実施日:2021年9月25日(土)
  • 実施路線:京阪本線・中之島線・宇治線・交野線・大津線(京津線・石山坂本線)

ダイヤ改正の内容(京阪線)

運転本数の見直し(平日ダイヤ)
時間帯毎にご利用状況に応じた運転本数とします。朝夕ラッシュ時間帯の運転本数を
見直すほか、昼間時間帯(10 時~15 時台頃)は、各列車種別を 1 時間あたり上下それぞれ
4 本運転いたします(現行 6 本)。また、同時間帯において淀屋橋-出町柳間で快速急行を
1 時間あたり 2 本運転し、「プレミアムカー」サービスを実施します。

始発電車の発車時刻変更

  • 淀屋橋駅・・5:04発→5:33発に繰り下げ
  • 中之島駅・・5:12発→5:00発に繰り上げ

*大江橋駅発普通出町柳行き 5:03発

なんと淀屋橋駅の始発電車発車時刻が、5時33分発となりました。現行ダイヤより29分も遅くなっています。そして、中之島線のほうが始発電車が早くなったので、大江橋駅まで歩かないといけません。これは不便ですね。。

朝ラッシュ時間帯

平日7時台および8時台に京橋駅に到着する下り列車(淀屋橋・中之島ゆき)の運転本数が、現在の63本から58 本に5本減少します。
朝ラッシュ時の利用も減少しているんですね・・・。就業人口の減少や少子高齢化、昨今の情勢の影響が出ているのかもしれません。また、1日のうちで最多の本数である朝ラッシュ時で5本減少するということは、保有車両に余剰が出るので、老朽車両の廃車が出る可能性があります。2200系や2600系0番台が危ないでしょうか。
8月21日追加 詳細発表で、通勤快急・通勤準急の運転時間を見直し、守口市駅に停車する快速急行・準急の停車時間帯が拡大されます。また、朝ラッシュ時の運転本数が179本から161本に18本減少します。
▼複々線区間を爆走する2600系0番台(2609-⑦-2825)。今日も元気に走っているが、車体は60年を超えており、今後が危ぶまれます。
京阪2600系(2825-2609)

昼間時間帯(10時~15時台)

昼間時間帯は、各種別ごとの本数が発表されています。

京阪電車2021年ダイヤ改正後の各種別ごとの本数

現行ダイヤでは、「特急」・「準急」・「普通」が10分間隔で運転されていますが、ダイヤ改正後は4本に減少しているので、2003年ダイヤ改正以前の15分間隔になる可能性があります。宇治線・交野線も同様に1時間当たり4本になり、宇治線と並行するJR奈良線の本数と同じになってしまいます。

▼2002年に撮影していた私市駅の時刻表です。昼間のみ15分間隔です。ダイヤ改正後はこんな感じになるのでしょうね。。

2002年撮影した私市駅の時刻表。昼間は15分に1回です。

快速急行が昼間に復活

「特急」は2本減便となるものの、なんと昼間に「快速急行」が復活し、しかもプレミアムカーサービスも実施されます。通常ダイヤで特急が停車しない守口市・寝屋川市・香里園の各駅からは、京都へ乗り換えなし、それも有料ながら着席サービスもあるとなれば、利便性が大幅に向上しますね。2008年に「快速急行」用として登場した3000系は、2011年ダイヤ改正以来、通常ダイヤの昼間に再び本来の役目に就くことになります。

快速急行の運用に就く3000系

各種別ごとの本数・運転区間予測

これについては、緊急事態宣言中の臨時ダイヤ(夕方)が参考になるかなと思いました。

(クリックすると大きな画像で出てきます。)

特急、快速急行(樟葉行き)、準急、区間急行(枚方市行き)、普通(萱島行き)が15分間隔で運転されています。この臨時ダイヤがベースになってるとなると、以下のような予想がたてられます。

  • 淀屋橋~出町柳間は「特急」・「快速急行」を合わせて6本確保。
  • 「準急」は4本に減少するものの「快速急行」2本とあわせて、乗降客数の多い「守口市」・「寝屋川市」・「香里園」は不均等間隔ながら6本確保。
  • 「普通」は全列車萱島止まりになる可能性が高い。もしかすると枚方市延長もあるかも
今後詳細が発表されるようですので、それまで色々予想しながら待ちましょうか。

各種別ごとの本数・運転区間(詳細発表)

8月21日追加 詳細発表で、京橋駅平日上り(出町柳方面行き)の発車時刻が発表されました。特急・準急・普通を6本から4本に変更し、新たに快速急行を2本運転
京阪発表 平日ダイヤ12時台京都方面行き時刻表
特急・準急が不均等な約15分間隔、普通(枚方市・萱島が交互)が均等な15分間隔、快速急行が30分間隔です。これは、2003年ダイヤ改正で昼間が10分間隔になって以来、18年ぶりに15分間隔に戻ることになります。
また、淀屋橋~枚方市間で、特急・快速急行・準急がそれぞれ先着するダイヤとなります。現在は特急のみ6本が先着していますが、ダイヤ改正後は各優等種別10本が先着し、準急の香里園待避が無くなります。これで特急の混雑が緩和されそうですね。
各種別ごとの連絡予想
準急出町柳・・枚方市で特急接続、(30分に1回)樟葉で快速急行接続、丹波橋で特急接続、出町柳まで先着?
普通枚方市・・守口市で準急接続、香里園で特急待避~快速急行接続
普通萱島・・・守口市で快速急行と準急のW接続or快速急行接続後すぐに発車し、萱島で準急接続

夕ラッシュ時間帯以降

夕ラッシュ時も見直しの対象になりました。平日 17 時~22 時台の各列車種別の運転間隔は以下のようになります。宇治線・交野線も同程度になります。

  • 17~20 時台・・10 分間隔→12分間隔
  • 21時台・・12分間隔→そのまま
  • 22時台・・12分間隔→15分間隔

全車両座席指定「ライナー」の増発

朝の樟葉発淀屋橋行きを1本増発、夜の淀屋橋発を2本増発します。

ダイヤ改正後の「ライナー」

朝の淀屋橋行き
  • 出町柳発1本
  • 三条発1本
  • 樟葉発2本
  • 枚方市発1本
夜の淀屋橋発
  • 淀屋橋発4本(18:00発・19:00発・20:00発・21:00発)

*赤字は増発列車。既存の列車も発車時刻が変わり、淀屋橋は毎時00分発です。

土休日ダイヤ

土休日ダイヤもすべての時間帯で見直しが図られ、昼間時間帯や最終列車の繰り上げについても平日ダイヤと同様になる模様です。あとは、快速特急洛楽の運転がどうなるか気になるところですね。大阪~京都ノンストップは大変快適なので、廃止しないでほしいところです。

8月21日追加 詳細発表より 快速特急洛楽の運転は継続される模様です。

最終列車の繰り上げ(平日・土休日ダイヤ)

各線における最終列車が、最大20分程度繰り上ります。

淀屋橋発

特急三条行き:23:40発→23:33発 7分繰り上げ
準急淀行き:0:04発→23:45発  19分繰り上げ
深夜急行樟葉行き:0:20発→快速急行樟葉行き:0:00発 20分繰り上げ
普通萱島行き:0:22発→0:02発 20分繰り上げ
*京阪名物の深夜急行が廃止になりました。中之島線開業時に設定されましたが、13年で終了することになります。。

中之島発

普通萱島行き:0:08発→23:50発

ダイヤ改正の内容(大津線)

大津線では、始発・最終列車の変更はありません。昼間時間帯の運転区間見直しと、学休期ダイヤが導入されます。

運転区間見直し(石山坂本線)

石山坂本線では、昼間時間帯は全区間で10分間隔で運転されています。ダイヤ改正後は半分が近江神宮前どまりとなり、近江神宮前以北では昼間は20分間隔になります。これは平日・土休日ダイヤも同様です。

2018年のダイヤ改正で近江神宮前行きが廃止され、運転間隔も近江神宮前以北で15分間隔、以南~石山寺間で7.5分間隔であったのが、全区間で10分間隔になりました。沿線で住宅地も造成されていて、坂本からの観光にも便利だったのが、今度のダイヤ改正で不便になりますね。JR湖西線の本数並みになったので、京阪の優位性が低くなってしまいます。

京阪石山坂本線石山寺駅で並ぶ、700形近江神宮前行き(「鉄道むすめ」ラッピング)と600形坂本行き(「響け!ユーフォニアム」ラッピング)

学休期ダイヤ

沿線の学校が休みとなる春季・夏季・冬季期間の平日において、石山坂本線では「学休期ダイヤ」を今冬以降実施します。通常ダイヤから 7 時~9 時台の運転本数を減らして運転します。*京津線では実施いたしません。

学校が休みの時期に運休するダイヤを導入するようで、需要にこたえたフレキシブルなダイヤが実現させようとしていますね。願わくば、沿線の競技施設でのイベントの際に臨時列車を適宜増発できればと思うのですが。。

 

後記

今年秋に減便ダイヤを実施すると発表がありましたが、まさかの本線15分間隔復活は驚きましたね。昔の15分ダイヤでは、「特急(今の快速特急)」・「急行」・「準急」(樟葉まで)・「普通」(萱島までと出町柳)が走っており、淀屋橋~樟葉間では1時間当たり8回の乗車チャンスがありました。当時からすると乗客が大幅に減少しているので、今回のような減便ダイヤはやむを得ないのかもしれませんが、並行する地下鉄やJRにさらに乗客が流れかねません。あとは第二京阪道路の脅威もあります。京阪間の競争が激しいため利便性は確保しつつ、コスト削減のため苦肉の策が今回のダイヤ改正ではないかなと思います。

京阪電車では、さまざまなコスト削減が行われており、利便性が悪くなることを覚悟で行われた取り組みも行われています。また昔のように景気がいい時代がまた来てほしいと願わずにはいられません。

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