引き続いて昭和61年11月改正時点を。
103系の時に述べましたが、113系は福知山線電化用に一部車輌が800番台に改造の上、
転出したために両数が減っています。
103系と同様に昭和58年時点では日根野区所属で、昭和60年3月改正で奈良電車区開設に伴い、
転属となっています。
昭和59年奈良・和歌山線電化時に105系500番台が配置されました。
参考文献:JRR編成表61.11改正版
113系
6連(関西・環状・和歌山(王寺−五条間)・桜井線)
←木津・五条 湊町*・大阪環状線→ *現在のJR難波
Tc M M' M M' T'c
471 70 70 114 114 394: 非冷房
472 96 96 97 97 453 非冷房
:20 75 75 76 76 305:
21 1 1 2 2 311
22 117 117 118 118 314:
43 71 71 116 116 322
56 132 132 133 133 321: 非冷房
116 23 23 196 196 333:
:128 50 50 127 127 410
2139 2052 2052 2053 2053 2036
2141 2056 2056 2057 2057 2038
2144 2058 2058 2059 2059 2041
4連(全て非冷房で奈良・和歌山・桜井線)
←京都・奈良・和歌山 王寺→
Tc M M' T'c
42 11 11 353
475 33 33 421
101 17 17 345
474 40 40 341
476 6 6 354
83 8 8 470
84 14 14 377
117 35 35 337
131 10 10 348
161 16 16 411
:は前照灯シールドビーム改造車
福知山線電化用113系捻出のため、211系新製で余剰になっていた静岡区の111系が借り入れの上、
湘南色のまま混色4連で使用されていました。
モハ110・111-4・6・9・19・45・46・48の7ユニット
昭和58年時点で配置されていた若い番号のクハの一部は下関から転入した車輌に差し替えされています。
このうち、クハ111-471・472・474・475・476は方向転換改造されたものの何故か改番されていません。
113系6連はその後1989年04〜07月に現在の221系に置き換えされ引退。
4連は1994年に103系化され、奈良区から撤退してしまいました。
105系
←京都・奈良・和歌山 王寺・和歌山市→
Mc105 Tc104 Mc105 Tc105
501 501 511 1
502 502 512 2
503 503 513 3
504 504 514 4 AU75E
505 505 515 5 AU75E
506 506 AU75E 516 6 AU75E
507 507 517 7 AU75E
508 508 AU75E 518 8
509 509 519 9
510 510 520 10
521 11
522 12
523 13
524 14
昭和59年の改造当初、全て非冷房車でしたが、昭和60年度に一部AU75Eで冷房化されました。
又、クモハ105+クハ105の編成は多くが番号の末尾がばらばらでしたが、その後に末尾が揃えられました。
早期改造落成車は、広島へ貸し出しされていたことがあります。
59.10.01改正の奈良・和歌山・紀勢(和歌山−和歌山市間)線電化開業から運用開始。
奈良線では3編成併結列車もありましたが、(改正前、4編成併結8連の回送があったらしい。)
1994年に103系4・6連へ置き換えされました。
事業用車
奈良区開設時は三鷹区より転入クモヤ90802が配置されましたが、61.11改正の少し後に
現在も1000番台改造の上、配置されているクモヤ145-104が宮原区から転入して交代しました。
クモヤ145が配置されるまでは、救援車として竜華客車区のスエ7160が常駐していたようです。
(スエ71は戦災復旧客車の改造車)
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