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2019年8月30日

【近鉄】新型名阪特急「ひのとり」 2020年3月14日(土)デビュー


近畿日本鉄道では、新型名阪特急「ひのとり」が来年2020年(令和2年)3月14日にデビューすると発表しました。

「ひのとり」では、「くつろぎのアップグレード」をコンセプトとし、日本で初めて全席にバックシェルを設置するなど、車内の居住性を従来より大幅に向上させています。

【近鉄】新型名阪特急発表!(2018年1月11日)



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1.車両名称・ロゴマーク 
 
  「ひのとり」とは・・

「ひのとり」という名称は、先進的でスピード感ある車体フォルム、深い艶感のあるメタリックレッドといった外観デザインに加え、ゆったりとした空間や上質なサービスを提供する気品ある車両のイメージを、翼を大きく広げて飛翔する「ひのとり」に重ね合わせて命名しました。
ロゴマークはお客さまに親しみを持っていただけるとともに近鉄の新たなシンボル特急として大きく飛翔していくことを期待して作成しました。


2.車両形式

      80000系

3.運行開始日

  2020年3月14日(土)

4.運行区間 

       大阪難波~近鉄名古屋間   ※大阪難波~近鉄奈良間でも一部の特急に運用予定

5.製造両数 

  6両編成×8編成、8両編成×3編成 全11編成 計72両

6.車両概要

6-1 外観デザイン

 先進的でスピード感ある車体形状とそれを際立たせるメタリック塗装

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伝統のオレンジ色を残したアーバンライナーとは違い、深紅の車体は大きなインパクトがあります。そういえばアーバンライナーも、従来車のイメージを覆すようなデザインで登場しましたね。




6-2 プレミアム車両(両先頭車両)
 
前回1月12日の発表では、ハイグレード車両となっていましたが、プレミアム車両という名称になるようです。既存のデラックスシートの上をいく設備ということで、名称を変更したのでしょうね。


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プレミアム車両の座席の詳細です。
本革のシートに、ヒーターのある背面、高さや角度を調節できるヘッドレストが特徴で、くつろぎのアップグレードというテーマどおり、もはや自宅の書斎でくつろいでるような感覚ですね。ヘッドレストが調整できるようになったので、どうしても従来車21000系で寝れない私が、「ひのとり」で寝れるようになるでしょうか(笑)。

テーブルは肘掛部分への収納式になっており、背面に大型テーブルを備えるレギュラーシートのほうが使いやすいと思います。出し入れ時にケガをする可能性があり、この点は残念です。


6-3 レギュラー車両(中間車両)


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レギュラーシートについても、現行の車輛よりもグレードアップしていますね。
バックシェル、大型テーブル、コンセントがついただけでも、十分進化したと思います。


6-4 サービス設備

2号車と5号車にベンチスペースが、1号車と6号車にカフェスポットを設置します。
無料インターネット接続サービス(無料Wi-Fi)が提供されます。

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カフェスポットの新設が大きな注目点になりますね。
コンビニにあるような、カップを購入して自分でコーヒーを入れる形になるのでしょうね。
(さすがに大昔のスナックコーナーのように、専門の係員は置かないと思いますが、「しまかぜ」のようにアテンダントさんがいらっしゃるのでしょうか??)

車内にWi-Fiの設置は大変ありがたいですね。



7.車内情報表示

大型液晶ディスプレイ(2画面表示)を、車端部上部に設置します。
行先・停車駅や乗換案内などを、日本語のほかに英語などの外国語で案内
ダイヤが乱れた場合を含め、当社および接続他社路線のリアルタイムの列車運行情報を提供

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案内表示が2画面式といえ大型の液晶式になるので、大変見やすくなりますね。 自社のみならず他社路線の運行情報を提供している列車といえば、JR東日本のE231系以降の車両を思い浮かべますが、関西では見かけませんね。車内で状況が把握できるようになれば、迂回ルートを検討できたりするので便利ですね。


8.車両編成図

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6両編成で239人分の座席が提供されますが・・・
現行の21000系アーバンライナーでは302席なので、63席分減少することになります。
座席数を減らして快適性が上がるのはいいのですが、今まで以上に特急券の売り切れが速くなりそうです。ちなみに8両の場合だと、327席になります。


9.運行ダイヤ

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2019年6月21日

特急はるか号が増結へ! 新型車両271系デビュー


6月21日、JR西日本は、京都~関西空港間を結ぶ特急『はるか号』に、増結用の新型車両を投入すると発表しました。

これは、関西国際空港から大阪や京都へ向かう観光客が増加しているためです。特急はるか号は、大半の列車が6両で運用されていますが、これを全列車9両に増結することで、一列車当たりの座席数を1.5倍にすることができます。

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以下は271系の主な概要です。

  • デビュー日・・2020年春を予定
  • 投入車両数・・3両編成×6本=18本
  • 運行区間・・米原・京都~関西空港駅間

*新型車両271系は、あくまで増結用のため、現在運用されている281系の置き換えではありません。関西空港側から271系or281系3両+281系6両の組成になります。


安全性・安定性向上のための追加対策

 車体構造の強化や機器の二重系化により、安全性を向上させます。
 ○オフセット衝突対策、衝撃吸収構造の採用などによる車体構造の強化
 ○EB-N装置(運転士異常時列車停止装置)の採用
 ○運転台計器類の二重系化による信頼性向上

*同じ仕組みを導入した287系は、車両前面下部が膨らんでいましたが、今回の271系は281系のデザインを引き継いだため、下部が少しへこんでいますね。また、前照灯や尾灯の配置やデザインは、京急の新1000形を連想しましたが、やはりこのあたりも違和感なく設計されています。

運転台部分が上部に移動し、国鉄型車両183系・485系・583系のようなデザインとなっています。安全性向上のためでしょうね。また、増結用のためか貫通扉が大きくなっていますが、既存の281系の同じ場所にあるのは非常用貫通扉のため、ホロをつないで自由に行き来ができません。281系が271系に置き換えられると思われる頃まで待つしかないですね・・



車内の追加設備

  • 全座席へのモバイル用コンセント設置
  • 車内ディスプレイによる停車駅・運行情報などの多言語案内(4カ国語対応) 
  • 客室内への大型荷物スペースの設置(大型スーツケースなどにも対応)
  • 防犯カメラ(客室内・デッキ部)の設置による車内セキュリティ向上
  • (訪日外国人向けフリーWi-Fiサービスは現在の281系と同様)
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*車内ディスプレイは、323系や225系などで使用されているタイプと同じもののようですね。
281系の横長スクロール表示より多くの情報を提供できますが、座席位置によっては見づらいかもしれません。そして、何より心強いコンセント設置がありがたいです。

一時期は1時間当たり1本が臨時列車に格下げされるほど利用客が低迷していた特急はるか号ですが、ここにきて増加傾向にあることは大変うれしいことです。その反面、自由席に座れない場合もあったので、今回の増結対応は大変うれしいことです。登場が待ち遠しいですね。




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2018年3月 7日

和歌山線・桜井線に227系導入


3月7日、JR西日本は、2019年春からJR和歌山線・桜井線に新型車両を導入すると発表しました。同時に、車両内に『車載型IC改札機』を設置し、奈良県下の全てのJR線とJR和歌山線がICOCAエリアとなります。

JR和歌山線・桜井線(一部紀勢線)に導入される新型車両は227系です。
227系は現在は広島地区で活躍しており、近畿地区では初登場となります。

導入される車両数は56両(2両編成×28本)となっています。日根野電車区新在家派出(吹田総合車両所日根野支所の新在家派出所)には105系2両編成が48両、117系4両編成が20両配置されていますが、これがすべて227系2両編成で置き換えになります。


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JR西日本ホームページより。

この227系の特徴として、安全性・快適性・利便性を追求した点があげられます。

安全性・・車両異常挙動検知装置や先頭車間転落防止ホロの設置、戸挟み検知装置、EB-N装置(運転士異常時列車停止装置)、とっさの際に掴まりやすい形状・オレンジ色調の吊手、手スリの採用

快適性・・多機能トイレ・車椅子スペース・LED照明・自動温度調節による空調の最適化

利便性・・ 車載型IC改札機の設置や、車内ドア上部の情報表示装置による行き先案内、自動案内放送(日英2カ国語対応)

車両デザインとしては、227系はもちろん225系100番台・521系の最新版とよく似ています。塗装は緑色となっており、これは奈良・和歌山エリアに共通する文化・歴史・自然の奥深さを表現した色となっています。塗装配置は225系100番台・521系とよく似た、車両先頭部から側面まで続くタイプとなっています。

車載型IC改札機は、列車の扉に改札が設けられたようなイメージとなっています。列車の乗車時にICカードをタッチし、降車時にICカードをまたタッチすることになります。バスと同じですね。

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2018年1月12日

【近鉄】新型名阪特急発表!


1月11日、近畿日本鉄道は、大阪と名古屋を結ぶ名阪特急に、次世代の新型名阪特急を導入すると発表しました。現在の21000系・21020系『アーバンライナー』の置き換え用となります。




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外観デザインは、アーバンライナーの流線型の形状を受け継ぎ、先進的でスピード感あふれる形状となっています。塗装は伝統の近鉄特急色であるオレンジの色はなく、透明感のある深い赤を車体全体に纏っています。近鉄特急で赤い車体といえば、伊勢志摩ライナーのうち3編成が該当しますが、それよりも強烈なインパクトを与えそうです。側面を見ると、なんとなく50000系観光特急『しまかぜ』によく似てると思います。『しまかぜ』をビジネス用など多用途に使える車両としてリメイクしたのが今回の新型特急ではないかと思います。



1. 運行開始時期:2020年春(予定)
2. 運行区間 大阪難波~近鉄名古屋間
3. 新造両数 6両編成×8編成、8両編成×3編成 計72両

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21000系アーバンライナーデビュー当時と同じく、特別料金が必要な特別車両が2両組込まれています。当時は名古屋側2両がデラックスシート車でしたが、今回はなんと両端先頭車にハイグレード車両が設置されているのが特徴です。



ハイグレード車両の概要

  • 全席3列シートで、後部座席のお客さまに気兼ねなくリクライニングしていただけるバックシェルを設置
  • 大きなガラスで見晴らしの良いハイデッカー構造
  • 前面の大きなガラスで左右に広がる印象の前方展望を実現
  • 本革を使用した座席で前後幅130cm【日本最大級】 (アーバンライナーよりも25cm広く確保)
  • 電動リクライニング、電動レッグレスト
  • 高さ・角度調整機能付きヘッドレスト
  • 横揺れを低減する電動式フルアクティブサスペンションを設置 

快適な座席に座りながら、前面展望や側面景色を楽しめるのはうれしいですね。50000系特急しまかぜ号では先頭に非常用貫通路があるので、ワイドな展望とはいきませんでしたが、今回は完全な非貫通型なので、景色が良く見えそうですね。


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中間車両(レギュラー車両)

  • 全席にバックシェルを設置
  • 座席前後幅は116cm【レギュラー席としては当社最大】
  • ガラス製の荷棚と仕切扉を用いた開放感のある車内 

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その他には

・全車に大型荷物を収容できるロッカー等の荷物置き場と空気清浄機を設置、
・無料インターネット接続サービス(無料Wi-Fi)
・全席にコンセントを設置
・車内表示器は日本語の他、英語などの外国語対応

・座席以外でくつろげるユーティリティスペースを設置、
・紫外線、赤外線をカットする大型窓を採用、
・衝突事故時の安全に配慮した車体設計 

・・となっています。


この次世代特急は、『くつろぎのアップグレード』がテーマとなっており、今までの車両より快適な設備となります。
例えば、日本初となる全席バックシェルを備え、座席の前後幅を広く確保されています。今まで座席を後ろに倒そうにも、後方に座ってる人に気兼ねしてしまうという意見が多かったようで、これなら安心してリクライニングできますね。

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まだ名称や特急料金は未定とのことですが、産経新聞によると値上げも検討されてるようで、安い料金で快適に移動できるのがウリの近鉄特急なので、値上げは勘弁してほしいところです。

豪華設備満載の新型名阪特急、実車の登場が待ち遠しいですね。

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今回の新型特急車両登場で、気になるのが21000系『アーバンライナーPLUS』・21020系『アーバンライナーNext』の動向です。

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21000系『アーバンライナーPLUS』は、1998年(昭和63年)に、21020系『アーバンライナーNext』は、21000系のリニューアルに伴う車両不足を補うため、2002年(平成14年)にデビューしました。以来名阪甲特急を主な活躍舞台(名阪乙・名伊・阪奈にも入る)としてきましたが、この動画によると、新型車両導入に伴い、乙特急(停車駅の多い特急)中心の運用になるようです。




今回の新型特急は72両製造されますが、その数は21000系『アーバンライナー』と同じ両数(6両・8両の編成数も同じ数字)です。となると、21020系『アーバンライナーnext』と合わせても名阪甲・乙特急は十分賄えますので、汎用特急を使用している系統にも進出する可能性があります。現在、西大寺検車区からの出庫に合わせて運用されている阪奈特急(大阪難波~近鉄奈良)をはじめとする、大和西大寺を中心とする系統(阪奈・京奈・京橿)で運用されるのではないかと思われます。

こうなってくると、必然的に旧型車両が淘汰されるわけで、現在近鉄特急最古参となっている12200系スナックカーがその対象となってしまいます。

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新型車両の登場により残り74両(4両編成17編成、2両編成3編成)となっておりますが、新型名阪特急の製造により、現行アーバンライナーシリーズが汎用特急系統に進出すると、2020年には全廃となる可能性が大です。長年おなじみの車両・塗装ともお別れということになり、さみしいですね。